歴史と伝統に触れる 伝統的建造物群保存地区 まち歩き...
- 2024/2/12
- 町歩きコース
伝統的建造物群保存地区 まち歩き
江戸時代には醤油蔵が軒を連ねていたという湯浅の町並みはノスタルジック! 現在も往時のままの町割は、比較的広めの「通り」と、「小路小路(しょうじこうじ)」と呼ばれる入り組んだ路地からなります。町の歴史やそれぞれの建築物に詳しい湯浅ガイド協会の語り部さんと、一緒に歩くのもおすすめです。
和歌山県内で重要伝統的建造物群保存地区(通称「伝建地区」)があるのは湯浅だけ!
近世から近代にかけて建築された醸造業に関わる町家や土蔵が建ち並び、醤油や金山寺味噌の醸造で栄えた昔ながらの町並みが残ります。
醸造の歴史を物語るまち
鎌倉時代に伝来した金山寺味噌の製造過程で生まれたと言われる醤油は、紀州藩の手厚い保護を受けて藩外販売網が拡張。文化年間(1804〜1818)には92軒もの醤油屋が営業していたと言われるほど湯浅の代表的な産業として栄えました。明治維新後、藩の保護が解かれたことで醤油醸造家は大幅に減少しましたが、近代化にともなう道路や鉄道、施設の整備が主に旧市街地の周辺で進められたため、近世の形態を受け継ぐ町並みは今も往時のまま残されています。
伝統的建造物群保存地区とは
鎌倉時代に伝来した金山寺味噌の製造過程で生まれたと言われる醤油は、紀州藩の手厚い保護を受けて藩外販売網が拡張。文化年間(1804〜1818)には92軒もの醤油屋が営業していたと言われるほど湯浅の代表的な産業として栄えました。明治維新後、藩の保護が解かれたことで醤油醸造家は大幅に減少しましたが、近代化にともなう道路や鉄道、施設の整備が主に旧市街地の周辺で進められたため、近世の形態を受け継ぐ町並みは今も往時のまま残されています。